ビデオカメラの選び方

ビデオカメラを選ぶ時の基準

初めてにしろ、2台目以降にしろ、ビデオカメラを選ぶ時、安い買い物ではないために誰もが悩みます。
その時に基準となるポイントには、見た目や値段も当然ありますが、操作が分かりやすいかどうかということや画素数など、色々ありますが最も大切なのは、主に撮影しようと思っているものは何なのか、という撮影の目的によって選ぶ基準が変わってくるということです。
つまりは、目的にそったビデオカメラ選びをすることが大切なのです。

まず、自分が撮影しようとしているのは何なのか、ということをしっかり考えることで、ビデオカメラを選ぶために優先させたい基準もはっきりします。

実際に選ぶ時に考えるべきこと

僕の場合で言うならば、まず考えるのは「ズームレンズのワイド側で、どれだけ広くなるのか」ということです。
他の人だと、「ズームの望遠倍率がどれだけ高いか」ということをビデオカメラの価値をはかる基準としているようなのですが、僕はその逆なのです。
これは、僕の撮影目的では遠くのものを望遠で撮影する必要のある場面、というのがあまりないからというのもあります。
たとえば、動物や野鳥の撮影をメインに考えている人であれば、重要になってくるでしょう。
しかし、日常のイベントや出来事、旅行先での様子や風景などを撮影したい、という人の方が多いのではないでしょうか。
そういった場合だと、望遠よりもワイドでの広さの方が重要になってくることが多いのです。

また、もう1つの基準として僕が気にするポイントは、ビューファインダーの見やすさです。
画質は価格帯によって変わってきますが、同じくらいのレベルで比べるのであれば、ビューファインダーが見やすいかどうか、というところで購入を決めます。
せっかく性能が良いカメラでも、ビューファインダーが見づらいせいで操作ミスをしてしまっていては、良い映像は撮れないからです。
最近のビデオカメラですと、液晶パネルが標準装備になっているものがほとんどですから、ビューファインダーはあまり使わないこともありますが、液晶パネルでも考え方は同じです。
実際の色とあまりに違う色で表示されていたり、反射しやすく見にくかったり、パネル表示の調整機能がなかったり、という点を確認して決めるようにしています。

カメラを選ぶ時にチェックしておきたいこと

一番良いのは、売り場で実際に撮影させてもらって確認することです。
撮影してみて、その場で再生して確認し、色の正確さや画質、画面の歪みがないかなどをチェックします。
人の顔を撮影してみて、肌色が正確に表現されているか、ビデオ映像の3原色である赤、緑、青の色のものを撮影してみて、色の正確さを確認するのも大切です。

また、そのビデオカメラに最適な三脚があるか、実際に取付けて確認できるならば、不安定さがないかなどの確認もしておいた方が良いでしょう。