誰でもできる映像撮影のコツ

誰でも上手に撮影するためのコツがある

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スマートフォンの普及率が上がるにつれて手軽に動画を撮影できるようになり、これまでビデオカメラでの動画撮影にはあまり興味がなかったという人でも、動画を撮影してスマートフォンで周りの人に見せるという機会が増えています。
そこから興味を持って、ビデオカメラの撮影にも挑戦するという人が意外と多いのです。
しかし、これまでは動画の撮影に馴染みがなかったため、どうすれば上手く撮れるのか分からないという人が多いのも事実です。

これまで動画を撮ったことがなかった人はもちろん、今までに何度か撮ってはみたけれど上手く撮れないので撮らなくなってしまった人でも、簡単で綺麗に撮影するためのコツさえ知ってしまえば、プロのようにとまではさすがにいかなくても、これまでよりずっと上手く動画を撮れるようになります。

3つのルールを守るだけでレベルアップ可能

誰でも今すぐ実践することができ、目に見えて動画撮影が上手くなったと感じることのできるルールが3つあります。
まず1つ目は、1カットで必ず10秒撮影するということです。
せっかくたくさんカットを撮った、と思っていたのに後で確認してみたらほんの2、3秒しか撮影しておらず、せっかく景色が良いのにほとんど見る暇がない、という事態が起こりがちなのです。
ですから、まずは意識して1カットで10秒は必ず撮影してみましょう。

2つ目は、たくさんのカットを撮るということです。
何でも構わないので、難しく考えずにとにかくたくさんのカットを撮影してみましょう。
必要性があるかどうかだとか、上手下手を意識する必要もありません。
たくさんカットがあれば後で編集する時に、きっと役に立ちます。

3つめは、撮影中はカメラを動かさないということです。
知らずによくやってしまい、失敗する原因となりやすい撮影方法として、歩きながらの撮影、ズームやパンをするというものがあるのです。
特によく見かけるのが、ビデオカメラを持ち撮影しながら歩く人です。
しかし、これは絶対にやってはいけません。
何故なら、ブレてしまいますし、意図があるわけでもないのにただ歩いて撮影したカットは、編集でも100%役に立たないと思っていいからです。
カメラは必ずしっかりと手で固定し、それから撮影しましょう。

また、カメラを左右に振って撮影することをパンと言いますが、これも実は高度なテクニックが必要な撮影方法なので、慣れないうちは避けた方が良いのです。
ズームもとても便利な機能ですし、使いたくなりますが、これも高度なテクニックが必要なのです。
ですから、大きく撮影したい場合は、撮影しながらズーム機能を使うのではなく、自分が近くに寄ってから撮影するようにしましょう。

このように、とても簡単な3つのルールを守るだけで、撮影がレベルアップしますので是非試してみてください。
まずはこの3つが出来るようになってから、テクニックを覚えていくようにすると効果が出やすいです。