ソニーのハンディカム

ソニーのデジタルビデオカメラ、ハンディカム

ハンディカム(Handycam)は、ソニーのデジタルビデオカメラのシリーズ名です。
時折、デジタルビデオカメラのことをさしてハンディカムと呼ぶ人もいますが、ソニーの製品でないものは厳密に言えばハンディカムではないということになります。
ソニーのハンディカム
ハンディカムのラインナップ、最新の製品についてはこちらのサイトで確認することができます。

ハンディカムの特徴

ソニーのハンディカムの特徴として、まず挙げられるのは、ソニーが光学技術を結集させた高画質です。
レンズには高性能なカールツァイスのものを搭載していて、色のにじみも少なく、コントラストが高く綺麗な映像の記録が可能です。
この他、撮影を便利に行う機能や撮影した映像を楽しむための機能などを搭載しており、ビデオライフを楽しいものにするための機能を色々と提供しています。

ハンディカムの主な機能

全ての機種に必ず搭載されているという訳ではありませんので、正確に知りたい方は知りたい機種のカタログ等を参考にして欲しいのですが、ハンディカムの主な機能としては、次のようなものがあります。

まず、映像を綺麗に撮影するための機能としては、1920×1080のフルハイビジョンに対応しているということがあります。
優れた描写力と色のにじみが少ない映像を楽しめるのは、カールツァイスというレンズの名門である会社の「バリオ・ゾナーT*」のレンズを採用しているからです。
搭載されている16:9型「”Exmor R”CMOSセンサー」は、従来に比べて有効画素数が大幅にアップしており、「裏面照射技術」の利用によって約2倍にアップした感度性能を持ち、暗い場所でも鮮やかで美しい映像の撮影が可能です。

また「プロジェクター」機能はイチオシの機能です。
これは、パソコンやテレビがない場所でも、壁などに映像を映し出すことで映像を楽しめるという機能です。
宴会やパーティなどの会場で撮影した映像を、撮ったその場で楽しむことができるのです。

便利な撮影機能としては、写真撮影でもおなじみになっている顔検出機能もあります。
液晶パネルで顔をタッチすることで、明るさ、フォーカス、肌の色を優先して最適化し、美しい映像を撮影することもできます。
「おまかせオート」機能は、自動的に180ものシーンを分析して鮮やかな映像を撮影できます。
シーン、顔、屋外・屋内、揺れというこれまで主要だった4要素だけでなく、5つ目の要素となる風ノイズ検知もしてくれ、180通りもの組み合わせの中から撮影している状況に最も適している設定を選んでくれます。

もちろん、手ブレ補正機能も搭載しています。
ズームからワイドまで、安定してブレのない映像を撮影できるので、特にズームアップした時に効果が高いです。

GPS搭載機種では、内蔵マップで撮影場所を確認できる「マップビュー」という機能も利用可能です。